First Blu-ray

買ってて良かったBDリモコン的コンバンワ。

PS3は間違いなくゲーム機でありますが、BDプレーヤーとしての位置付けもかなり重要です。というか国内では現時点で唯一の再生専用機ですし、BD普及の鍵を握るハードウェアです。ゲームに関してはひとまずリッジ7を押さえましたので、お次はBD-Videoを再生し、PS3の二本柱を体感せねばなりません。そんなわけでAIRのBD-BOXが届きました。意外にもコンパクトサイズです。BOXなので厚みはありますが、大きさはPS3のソフトと同じです。PSのソフトとCDが、PS2のソフトとDVDが、それぞれ同じ規格のケースでしたので、BDはこのサイズで統一するということなのでしょう。

それにしても人生初のBDがAIRとは、アニオタ冥利に尽きるというか、出来すぎたシナリオです。アプコンというのが残念ですが、タイトルとしては文句なしと言えるでしょう。ちなみに人生初DVDはマスターモスキートンで、人生初LDは赤ずきんチャチャBOX1〜3でした。でまあ、タイトルがタイトルなので、ありとあらゆるその筋のブログで画質について語られておりますので深くは触れませんが、アプコンはしょせんアプコンでしかなかったというのが正直な感想でしょうか。ブロックノイズやモスキートノイズなどはかなり低減されているものの、これは40MbpsというDVDからすれば破格のビットレートがなせるワザで、アプコンの品質が優れているというわけではありません。いや実際優れているかどうか比較対象がないんですけども、これで優れているとするならばこれがアプコンの限界というやつなのでしょう。

ただし、特典映像である新作OPは別格です。真HDによって織り成される3分以上にも及ぶロングバージョンの新OP映像は、滑らかでいてエッジの効いたシェイプと深みのある色合いで、見る者に次世代の到来といったものをまざまざと実感させます。これを見てしまうともうアプコンの本編を見るのは嫌になりますが、私はDVD版は持ってませんので十分に置いておく価値はあるでしょう。京アニということもあって普通に名作ですし。音声に関しては、リニアPCM5.1ch環境がないので何とも言えませんが、DD5.1chは音質はともかく定位などはかなり作り込んであるようです。環境を整えてHDMIで流してみたいところですが、PS3はHDMIを1系統しか持っていないので、映像に1080pなど流そうものなら音声がひどいことになりそうです。どうにかなりませんかねこれは。

あさって#10
からだﾀｿを見ているだけで癒される……しかしヒロ兄はヘタレだし、網野は生意気だし、どっちENDでもはらわたをぶちまけそうだ。

Kanon#12
わりと有名な作監の回だったようで、キャラが可愛く仕上がっていた。シナリオ・脚本もテンポよくまとまっててダラダラ感がなかったな。栞のクラスメイトは増血鬼のようだ。