フルHD

何と甘く、美しい響きの言葉でしょう的コンバンワ。

一般人というやつは、好き好んで遅くまで会社にいたり、好き好んで家庭を持ったり、それぞれに自分の幸福を追求して日々それなりに、面白おかしく生きていますので、年の瀬だからといって特別癒してやる必要はありませんが、わたくしのように、自らの幸福は二の次にして、日本文化の発展や啓蒙に尽力している人物は、ともすると一般人の無知や無理解からくるいわれのない批判や蔑視に日夜晒されておりますので、やはりこんな時ぐらい、しかるべき報酬をもって癒してやる必要があります。まあ去年も同じこと言いましたけど。

そんなわけで今年は、既報の通り40X1000をご用意させて頂きました。夢にまで見たフルHDパネルであります。薄型TVは、液晶・プラズマ・リアプロそれぞれに一長一短がありますが、ことフルHDという要素に限った場合、事実上液晶の一択です。プラズマもリアプロも、フルHDの機種は安いものでも50〜60万してしまい、平民には手が届きません。逆に液晶は画質を選ばなければ極端に安いものも存在しますが、この40X1000は1年前には50万で店頭に並んでいた製品です。それが実質18万で買えるというのですから、メーカーの方々の苦労がしのばれます。1年前のハイエンドモデルがインチ単価4500円という、去年のHVXもなしえなかった驚愕の暴落は、寡頭競争の厳しさをうかがわせます。この調子で行けば順当なら来年は46X2500となりますが、さてどうなりますやら。

32HVXから40X1000の、主なスペックの変化は、以下の通りです。

画面サイズ　32インチ→40インチ(面積比約1.5625倍)
パネル解像度　WXGA→フルHD
コントラスト　800:1(非公表)→1300:1
バックライト　ノーマル→ライブカラークリエーション
HDMI端子　1→2(1080p対応)

その他フルダブルチューナー、iLink、XMB、S-masterフルデジタルアンプなど、X1000→X2500では性能ダウンが目立つのに対し、ほぼ全ての性能・機能を継承しています。それにしても40インチはでかい……アニオタ的には決して大きいサイズではないですし、すぐに慣れて小さく感じてしまうようになるんでしょうが、年内ぐらいは大画面気分を味わえるのではないでしょうか。

Kanon#9
あ〜とうとうここまで来たかという感じ。来週は涙で画面が見えなくなるのだろうか。

コードギアス#9
8話しかやってないのに総集編とは、あとでもう1回やる気か？　8話x3+総集編2回=全26話なら、辻褄は合うな。

はぴねす！#9
EDがマイナーチェンジしてた。おとボクは明確な意図があったが、これはちょっとどういうつもりかよく分からない。

地獄少女 二籠#9
突っ走ってるなぁ、非なかよし路線。