QUALIAは二度死ぬ

先ごろの轢死事件でお亡くなりになっていたMDR-EXQ1、どうせもうQUALIAはおしまいなのだからとそのまま眠らせておくつもりでした。しかしその後継と目されていたEX90に思わぬ落とし穴が。音質的には妥協できるレベルだったのですが、その独特の形状からか、どうも音漏れしているらしいのです。EXQ1は数々の試験をパスして、音漏れしないことを確認していたので、同じメーカーの同じカナル型だから大丈夫だろうとタカをくくっていたのは誤りでした。いやどうも外の音がよく聞こえるなとは思っていたんですが。


ウォークマンにはALVSとかいう、ボリュームを音漏れしないレベルまで下げてくれる機能があるのですが、これがまたご大層な名前がついている割には、ONにすると単にボリュームを規定数値まで下げるだけで、ピークレベルに合わせて下げる量を調整したり、音漏れしやすい周波数だけカットしたりしてくれるわけではありません。OFFにしても元のボリュームに戻してくれるわけでもないので、それなら手動でボリュームを下げた方がましなわけですが、この規定値というのがまたありえない低さで、地下鉄になんぞ乗ろうものならドンシャリしか聞こえないようなレベルでして。まあ確かに音漏れしない機能を使用して音漏れしては困るので、必要以上に下げてはあるんでしょうけど、これじゃ室内で使えってのかというぐらいひどい有り様なので、せっかく安らかな眠りにつかれている最中に申し訳ないのですが、QUALIA様に再登板願うことにした次第です。


しかし結局のところその場しのぎなんですよねぇ、SONYはどうやらEX90の形状にこだわりを持っているようなので、今後はNC22など、ノイズキャンセリングモデルも視野に入れなくてはならないかもしれません。55WERのよしみで(?)QuietComfortを考えてみてもいいんですけどねぇ。


シムーン#25
戦争を題材にしてるけど、ベタな言い方をすれば人間ドラマなんだよなこれ。国と国との間にある政略も戦略も味付けにすらなっていない、単なる時間の経過を表す指標にしか過ぎないのだと考えると、こういう持って行き方もありなのかと思える。


BLOOD+[終]
最初の1クールぐらいがきつくてどうなるかと思ったけど、中盤で持ち直してからは無難に乗り切ったし、最終回もまずまずじゃないか。残念ながら必見レベルの作品ではなかったが、1年分の感慨は残ったのでよしとしよう。


シュヴァリエ#6
ちょっと面白くなってきた。萌えのなさは絵の美しさで、ストーリーの盛り上がらなさは脚本でカバーしていってくれれば、見られる作品になるかもな。