2500

satoyukiEII2006-08-30

新型BRAVIAが発表されました。とりあえずVとSはスルーしたいところですが、今回は下位モデルにも一部フルHDパネルが採用されています。やはりフルHDという時代の流れは加速しているようです。で、肝心のX2500ですが。


最大の、というか、唯一の特長はDRC-MFv2.5をコアとするブラビアエンジンプロです。色々ゴタクを並べてはいますが、こればっかりは実機を見ないことには何とも言えません。場合によっては、他のネガティブファクターを吹き飛ばすだけの破壊力を、持っている可能性も否定できません。とは言うものの、こういうのには過度の期待を抱かないのが賢者のあるべき姿というものです。一応HDMIの1.3対応というのもウリにしたいようですが、こちらは現状意味がないと言わざるを得ません。そして問題はX1000に比べて退化した部分です。


まずはiLink廃止。確かに業界の流れとしてそういう雰囲気にはなっていましたが、遂に家元までもがやりやがりました。VRP-T5やREC-POT、D-VHSユーザーは死亡確定です。S77ユーザーも間接的に死亡と言えるでしょう。それに伴ってというか、フルダブルチューナーも廃止です。確かにiLinkで録画しないのならばさほど必要な機能ではありませんが、それでも使いではありました。XMBも廃止です。PSXに始まって、HVX、PSPスゴ録にまで搭載され、SONY製品の顔となりつつあったGUIが、消滅してしまいました。今後のスゴ録からも消えるのでしょうか。まあ正直、それほど使い勝手がいいというわけではありませんでしたが、改良の方向へ持って行くのではなく、廃止というのは大胆です。リモコンもそれに伴って陳腐化、XMBがないのでは現デザインでは成り立たないのでしょう。こちらも使い勝手は特別良いわけではありませんでしたが、折りたたんでハーフサイズの状態で使えるのは、それなりに便利でした。その他、スピーカー周りもかなり退化していますが、これはXユーザーならば別途スピーカーを使うだろうとの判断と解釈すれば、理解できなくはありません。


iLink廃止、シングルチューナー化ということは、要は録画はスゴ録でおやんなさいということです。S77もバッサリ切り捨てて、BDスゴ録を出すからそれを買えってことなのでしょう。なら早く出せよと。TX1からでも地デジの録画は可能ですが、S77へのムーブが出来るのはHVXとX1000だけです(QUALIA除く)。ムーブが出来なければS77の使い勝手は格段に落ちますから、事実上S77専用チューナーとして、HVXには残ってもらわねばなりません。もしくは、X1000の値崩れに期待したいところですが、この有り様だと逆に値上がりしかねませんねぇ……とりあえずX2500の実機展示を待ちつつ、密かにSXRDにも関心を寄せながら待ってみましょう。


うたわれ#21
あとは戦争ネタまっしぐらって感じになるのかな。切ってもいいけどここまで見たんなら最後まで付き合うか。


つよきす#9
むしろこっちを切り損ねたのは失敗だったかもしれん……録画だけして祭になったら再生でも良かったな。


ARIA#21
ARIA銀河鉄道ネタと聞くだけで、どんな幻想的なお話かとゾクゾクするじゃないか。絵的にも期待できるしね。期待にたがわぬ内容で満足。しかしハンコ押してもらったってことは、どう見ても乗りなさいって意味にしか取れないんだけど、作品側からそうじゃないと言われてしまうとそう思うしかないか。