HD時代への道程

satoyukiEII2007-07-03

コメントでは書き切れないので今日は一面割いてみましょう的コンバンワ。


まず民衆はHD画質を求めていないというご指摘。これはごもっともな話です。しかし、求めているかどうかはさして重要ではありません。強引にでもHDTVを買わされ、そしてHD映像に触れる。ここが重要なポイントです。松下でさえ37型の液晶をラインナップせざるを得ないほどに、売れ筋が40型付近にシフトして来た昨今、大画面で見るSD画質は悲惨そのもの。SD画質に特に不満を感じていなかった人でも、一度HDを体感してしまうとその違いに気づき始めます。映像ももちろんですが、EPGなんかもHD解像度だと情報量の違い、すなわち利便性の差が歴然ですね。現在HD解像度のEPGGUIを搭載しているTV、レコーダーはごく一部ですが、大画面化がこのまま進めばそのうち標準になるでしょう。


1000万画素のデジカメを買っても新聞を読むというのは、それは新聞を読まなければ新聞に載っている情報が得られないわけですから当たり前のこととして、余談ですが1000万画素のデジカメというのは必ずしもスペック通りに美しいわけではありません。1000万画素のデジカメで撮影しても、普通の人は縮小画像しか見ないからです。いわゆるフルHDでさえ、1920x1080=約200万画素ですから、1000万画素の画像を等倍で見る人なんて、よほどのマニアかプロだけでしょう。画素数なんてただの飾りです。1210万画素のW200を衝動買いした私が言っても説得力の欠片もありませんが。4000x3000という解像度で撮れますが、見たことありません。というかうちの貧弱PCじゃ展開できないかも(笑)。


そしてHD版Wiiは当分出ないというご指摘。それには私も同意しており、本文では「何年か後」と書きましたが、具体的には2011年頃をイメージしておりました。任天堂は高収益が前提とのことですが、その頃にはおそらくHDゲーム機を開発・販売するのに大してコストもかからなくなっているでしょう。現行Wiiと変らない価格・利益で販売できるようになっているはずです。最後にXbox360に勝てるかという点については、現状難しいと言わざるを得ません。何しろソフトがないんですからどうしようもない。ソフトが出てもせいぜい互角に持ち込めるかどうかというレベルでしょうから、そこから上乗せするにはBDに頑張ってもらうしかないでしょうね。


sola[終]
最終回だけあって作画に鬼のような気合いが。終り方もスッキリまとまっていて、良作とまでは行かないが凡作以上か。結局TS保存したのはこれだけか……DTBの方を残すべきだった。


ラーミア
そもそもFCを持っておらず、当時はFCを小バカにしていた私が、唯一FC音源のCDを購入したのがDQIIIだった。友人宅で聴いたラーミアのテーマが頭から離れなかったのだ。本日の画像はそのCD(の一部)。オリジナルのFC音源版とN響版が収録されています。しかし、本当に神なのはSFC版。あの安っぽい筐体とチップから奏でられる、驚愕の音源を堪能せよ。

「おおぞらをとぶ」集 - ニコニコ動画
DQVIII(PS2)をやっててこのテーマが流れた時は、しばらく聴き入ってしまった……