休みぐらい何か書いとくか

本当は今日ぐらいにはかみちゅの最終回を消化して感想でも書くかと思ったんですが、間に合いませんでしたというか、まだ消化日付で言うと10月1日でして、ちょっと溜まりすぎてます。一応クールは切り替わったことになるので前クールの総括なんかはできなくもないですが、とりあえずいちご100%の終り方は強烈だったということで、残りはまた改めて。

ブラウン管から液晶に変って約半月が経過しましたが、思っていたほど液晶も悪くないな、というのが率直な感想です。発色に関してはほとんど気になりません。固定画素によるエッジのシャープ感や、映り込みの少なさから来る明るい場所での階調感などは、ブラウン管を上回るものがあります。ただし残像は決定的にダメです。動くものと動かないものの境界線が明確なアニメはまだましですが、実写物で競技場の観客席など左右に振ろうものなら大変なことになります。大きいものがダイナミックに動くより、小さいものが細かく動くのが苦手みたいです。あと横スクロールするテロップ系も弱いですね。これからの液晶は色域やコントラストよりも残像対策ではないでしょうか。ソニーパネルみたいに、単純に応答速度を上げるのも良いですが、グレーフレーム挿入など、ソフト的な技術の熟成も待たれます。

全体としてはプラスですかねぇ、画面が大きくなってしまったので単純比較はできないのですが、特にHD映像に関してはビッシリと敷き詰められた固定画素による高精細感は替え難いものがあります。ベガエンジンHDの豊富なカスタマイズ機能で、まだまだ画質を追い込んで行けそうですが、時間がないのであまりいじれないのが困りもの。