The Real BRAVIA

satoyukiEII2005-09-23

Sony Style StoreにてBRAVIAの展示が始まりましたので行ってまいりました。何はともあれXを鑑賞です。46Xはなく(ホームシアターコーナーにあったのかも)、40Xのみの展示でしたが、本命は40Xなので問題ありません。


ライブカラークリエーションは、従来のCCFLに比べて色域が30%アップしていますが、とりわけ緑方面への広がりが大きく、それを誇示するかのように大自然の緑を映しまくったデモ映像を流しています。Q005が赤方面への広がりで大きなインパクトを持っていたのに対し、かなり地味な印象です。Q005の時に味わった、目の覚めるような衝撃はありませんでした。BRAVIA Xの登場により、Q005の存在意義が大きく薄らいだのは間違いありませんが、すでに買ってしまった人はそう悲嘆にくれることもないかな、という感じです。


視野角の広さはうたい文句にある通りさすがでした。TVの薄さを確認できるような位置からの視聴でも、ほとんど鮮やかさが損なわれません。通常の使用環境においてはそれほど重要なスペックではありませんが、ながら見をするのにはいいかもしれません。ライブカラークリエーションは、デモ映像が緑ばかり映すのであまり体感できませんでした。同じ映像を隣のVやSで流してくれれば分かるのかもしれませんが、さすがにそれはできないか。


VやSは意外と悪くない印象です。ただ、ハッピーベガもぱっと見はいい画を出してましたので、この辺はかなりソースの良し悪しに左右されるものと思われます。


あとはXの価格がどこまで落ちてくるかです。40HVXの希望小売価格は、76万でした。40Xはいきなり54万です。現在の相場からすれば、まだまだ安いとは言えませんが、HVXの暴落ぶりから、ついつい同じような現象を期待せずにはいられません。


カタログには、HVXも掲載されており、プラズマ機種にのみ生産終了マークがついていますので、液晶モデルはまだしばらく供給されるようです。カタログは公式からもダウンロード可能です。
http://www.ecat.sony.co.jp/products/catalog/TV_sou.pdf←(PDF)