SONY、Cell生産撤退か

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完全自前主義を信奉してきたSONYですが、それと対極の手法で成功を収めたインテルやアップルに触発された形で、戦略の転換を余儀なくされたようです。今後も開発は続けるものの、巨額な投資が必要となる生産を東芝に任せ、資金を次世代TVの開発などに回すとしています。


PS3の初動が鈍かったために、十分な量産効果が得られず、Cellを他の家電に展開する計画に狂いが生じたことで、このような結果になったのではないでしょうか。SONYもせめて自社製品にくらい積極的にCellを登用して欲しかったものですが、事業部間の折り合いがうまくつかなかったということでしょうか。