64Kの衝撃

Sonic Stageがバージョンアップされまして、
世の中ではメモステPRO対応がどうとか言ってますが、
なにげにATRAC3に320KHzモードが実装されたのが
一番大きい変更点だと思ったのです。


しかしまあ、それは相対的な比較でして、
現実には気分が変る程度の差でしかないんだろうと
タカをくくっておりました。しかし……


一目見て、いや一耳聴いただけでその違いが圧倒的なほど
感じ取れます。高音は、キレが増して透明度が高くなっています。
2K〜4Kあたりの音域は、これまで拾いきれていなかった音を
しっかりと拾っていて、さながらトラックが増えたかのような印象。
低音域は圧縮臭さが軽減されて、よりナチュラルな感じに。


全体として音の奥行きと広がりが向上したような感じです。
原則論としてビットレートが上がったわけですから、
より無圧縮に近い音質が得られて当然なのですが、
256Kが320Kになっただけでこれほど違うものかと
感心させられます。あえて投入してくるだけのことはあります。
1GBのNWウォークマンならばまだ容量的に余裕があるので、
384Kぐらいにも挑戦して欲しいな。